行政書士 茂村潔事務所|湘南・茅ヶ崎

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行政書士 シゲさんのブログ

善意と悪意

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8月になりました。いきなりの猛暑です。梅雨明けが遅かったので特にそう感じるのかも知れません。ジメジメした梅雨空の影響で関東の異常に少なかった7月の日照時間を一気に取り返すかのような直射日光、夏はこうでなくちゃと思いますが、老体には堪えます。
さてタイトルの善意と悪意、法律を勉強すると民法で出くわす単語です。一般に使われている善意は善良な心、相手を思う心という意味で、悪意は他人に害を与えようとする心といった意味でつかわれていると思います。ところが法律の世界では善意はある事実を知らない事悪意はある事実を知っている事という意味になります。初めて聞いた時はへーと思いましたね。代表的条文民法96条3項 詐欺による意思表示の取り消しは善意の第三者に対抗することが出来ない。と書かれています。詐欺によって騙された人は取り消しを主張する事ができるが、そのことを知らない第三者の人には主張できないよという条文です。(この第三者を説明する有名な判例がありますがここでは割愛します) AさんがBさんを騙して土地を買いたたき、Bさんがあるときに騙されたと気づいたら、ふざけるなと売買契約を取り消したくなりますよね。それが普通です。ところがその土地がすでにCさんという別の人に売られていた場合、Cさんが購入した土地がまさかAさんがBさんを騙して買い上げた土地だと知らない時、もうBさんは土地を返してくれとは言えないのです。民法は騙されて土地を売ったBさんと、何も知らないで土地を購入したCさんを天秤にかけるとCさんを勝たせるんです。騙されたBさんになんか下心があったのでないかと、厳しめなんですね。もちろん反対解釈でCさんがAさんの詐欺を知っていたらBさんの取り消しは有効となります。今日は何でこんな話を書いたかというと、知人の弁護士バッジを眺めていたら天秤の模様だったので、なるほどそういう事かと、ついつい行政書士試験の為に勉強した民法の条文で善意悪意を復習してみたら熱くなってしまいました。次回は一般的善意について書くつもりです。
2019年08月01日 14:41

人間ドック

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今年も人間ドックに行って来ました。色々と検査数値に異常があったのですが、風邪の影響ではないかと医師との最終面談で説明を受けました。9時から始まった検査ですが11時にはほぼ終了です。事前の採便2日分、当日朝の採尿以外はすべてこの2時間で行われます。
問診、採血、血圧、身長体重、腹囲、肺活量、視力、聴力、眼底、眼圧、心電図、胸部X線、腹部超音波、最後に上部内視鏡(食道、胃、十二指腸カメラ)です。上部内視鏡は鼻と喉に麻酔はしますが、先生がカメラを挿入していく様子を目の前のカラーモニターで生で視聴できるので、ドキドキワクワクです。カメラが食道を通過し、胃の入り口に到達、胃の中を入念に撮影、胃の出口、十二指腸の入り口までを先生の実況解説で見聞きできます。自分の身体の内部をライブで見るのはとても不思議な感覚です。幸いに今年もポリープや腫瘍らしきものは確認されませんでしたが、逆流性食道炎と胃粘膜萎縮が見られるとの事でした。年に一度検査を受けていれば大丈夫らしいです。原因はお酒ですね。反省してます。そして毎年驚くのは11時30分には、採便、採尿、採血の病理結果が出るというスピードです。最終診断書は2週間後に郵送なのですが、ほぼ同様の診断です。病理検査の進歩恐るべしです。冒頭に書いた通り医師面談では、風邪の影響多々ありで、さほど心配する事ないという事でしたが、便に潜血反応ありという事で、一応念のために大腸の精密検査を勧められました。9月か10月に下部内視鏡を受けてみるつもりですが、下部も実況生中継なんですかね?
 
2019年07月31日 11:14

体調管理

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関東地方、つい先週まで日照不足と冷夏を心配していたところ、いきなりの猛暑日が続いています。梅雨明けも明日、明後日でしょう。
そんな天候の影響なのか体調を崩してしまいました。伝染らしく孫から妻、妻から私へのリレーです。2人は高熱で苦しみましたが、私は熱はさほど上がらず、倦怠感と咳で体力消耗です。若いころはサウナに行ってたっぷり汗をかいて、水分補給したらすっきり治った荒療治も功を奏しましたが、この年齢でそんな事したら自殺行為です。きっと、ぶっ倒れて救急搬送、バカにされるのが目に見えてます。私、学生の頃演劇集団に在籍してまして、アルバイトでヒーローショーに出てました。全国を廻りましたよー、デパートの屋上やら、遊園地でのショーは1回30分で2回公演だったと記憶してますが、着ぐるみから出ると汗びっしょり、例え風邪をひいててもショーが終わると簡単に治ってました。サウナ替わり、若かったんですね。今はただひたすら薬を飲んで安静あるのみです。不思議と食欲はあって、胃腸も壊してないのが救いです。明日はスカッと快復しているといいのですが、現実はヒーローショーみたいには行かないでしょうね。写真は私が20歳の頃、ウルトラマンショー出演時のウルトラマンタロー、ピンボケ紙焼きを携帯で再撮影、多分ですが新潟の遊園地の楽屋でパチリ、懐かしい~。
2019年07月29日 14:12

芸能人の政治的発言

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2019.07.24付けの朝日新聞の文化・文芸欄の「芸能人の政治的発言はNG?」という記事を興味深く読みました。
古館寛治さんという個性派俳優が「投票に行かないと、政権側の思うつぼだぞ」とツイートし、話題になったようです。確かに芸能人は、表立って政治的思想を表明したり、現政権を批判したりすることは少ないよう思われます。なぜか?社会全体が芸能人は政治的に中立であってほしいという空気があり、テレビのスポンサー企業もタレントの政治色を嫌うからと結論付けてます。なるほど確かにそうだなと思いました。
4年前の安保関連法案抗議デモに参加した石田純一さんは、あれからテレビの出演が減ってるような気がします。
お上に逆らうな、政権を侮辱したら免許を取り上げて電波を止めるぞと堂々と言った総務大臣もいましたね。そうなんです、特にテレビは国から放送局としての免許が与えられて事業を行っているので、首根っこを掴まれている状態なんですね。民放ですら、そうなんですから国から予算をもらって、尚且つ国民から受信料を徴収しているNHkは言わずもがなですね。古館さんは大河ドラマの「いだてん」の執事役、今後が心配です。芸能人、テレビが政治的中立であるならば、安倍首相が吉本新喜劇に出演したりすることも本当はNGだと思うのですが・・・。
しかし、れいわ新撰組やらNHKから国民を守るなど、なにそれ、という新しい党が議席を獲りました。いつの時代も新しい芽が出てこないとダメなんです。彼らがこれからどのような活動をして、国民にアピールするか楽しみですね。納得できればYES、出来なければNO、次の選挙で審判すればいいんです。選挙を難しく考えないで。
2019年07月25日 10:31

記者会見

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しばらく、在留資格、憲法と法律系のブログを書かせていただきましたが、ここで閑話休題。
今日は記者会見とメディアについて考えてみたいと思います。ここ最近の記者会見は記者に向けた会見というよりは、国民に向けた謝罪会見であり、メディアがLIVEで配信する事の方が多いようです。インターネットがここまで発達し、中継配信が簡単にできる時代では当然の事だと思います。つまり生の迫力で、その瞬間の話し手の心情が観察できるので、あたかも視聴者全員が裁判官となってしまうようです。
その時の感情論で判断するので真摯に謝罪した者にはお情け的な雰囲気になり、ふてぶてしい態度の者には、反省していない、やめた方がいいと面白おかしく評論し、メディアがコメントを重ねるので、拍車がかかる形となるのです。いいか悪いかは別にして、いかなる時もプロパガンダ的情報操作が簡単に行われる危険が有る事を忘れてはいけません。絶えず自分の目で見て、耳で聞いて、考えて、多勢に流さない己を持っていなければなりません。日本人は思いやりを持った世界でも飛びぬけて優しい性格の人種ですが、その分自己主張というか自分の考えを表に出さない民族のようです。ですから時の感情論や指導者によって、一気に間違った方向に走ってしまう可能性があるのです。今の時代にそんな事わるけないだろうと思うかも知れませんが、メディアが発達した現代だからこそ、その危険が有るのです。今、ワイドショーも週刊誌も、スポーツ新聞もYM興業のO社長を吊し上げています。私も個人的には好きではないタイプの人間だとは思いますが、メディアが本当にそれでいいのでしょうか?皆さんも今一度考えてみてはいかがでしょう。
2019年07月23日 16:14

憲法96条

2投票


日本国憲法,第9章第96条に憲法改正に関する条文が置かれています。日本国憲法の改正手続きについて定めた条文です。
全文は以下の通りです。 「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。」となっています。
法律系の資格試験において、必ず勉強して暗記しなくてはいけない超Aランクの条文です。
過去問で総議員出席議員にしたり、三分の以上の賛成を三分の一以上の賛成といった出題はいくらでもあります。
憲法改正
の発議に必要な各議院での3分の2以上というハードルは高く、これまでに改正の発議が行われたことはありません。なぜなのでしょうか?簡単に改正が出来ないようになっているからです。
昨日(2019.07.21)参議院議員選挙が終わりましたが、安倍総理が憲法改正をしたいと思う、参議院での与党三分の二以上の議席は確保できなかったようです。次の衆議院選挙、3年後の参議院選挙で引き続き争点となる事でしょう。
しかし、投票率が悪すぎです。昨日は50%を割っていました。戦後2番目に低い投票率だったようです。民主主義の日本において、18歳以上の日本国民に与えられた平等の権利なのに、なぜ半分以上の有権者が権利を行使しないのでしょうか?私には理解できません。私の幼馴染の友人は60歳になって日本に帰化しました。20歳から投票に行きたくても家庭の事情で40年帰化出来ず、投票に行く事が出来なかったのです。無事に帰化申請が認められ、日本国民になった時に、やっとこれで選挙に行けると喜んでいたのが印象的でした。
支持する政党がない、応援する立候補者がいない、棄権しても世の中変わらないなど理由はいくらでもあるでしょう。でも、そのようなある意味平和的理由な世の中が永遠に続くとは限らないのです。今の政権にYES,NOとはっきり意思を表明するべきです。せっかく国民にあたえられた武器なのですから、もったいないと思いませんか?

2019年07月22日 16:27

憲法とは何か

憲法
第25回参議院議員選挙が7月21日に迫って来ています。
安倍首相は憲法に自衛隊を明記して、堂々と戦力であることを宣言したいようですね。
憲法を改正するには、その手続きが,憲法96条に書かれています。なぜなのでしょうか?
その説明の前に問題です。下記の憲法九十九条の条文は○か×か?
 第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員、及び国民は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
正解は×です。
九十九条には、及び国民は、は書かれていません。
憲法擁護義務者の中に国民は入っていないのです。なぜなのでしょうか?
簡単に言いますと、国家権力は暴走しやすく、それを縛る法律だと言ってもいいでしょう。だから国民が明記されていないのです。
ですから、憲法を改正するには国会議員が多数決で賛成多数、はい可決とはいかない仕組みになっているんですね。
つまり安倍首相が訴えている憲法9条に自衛隊を明記するのであれば、96条の手続きに従う事が必要なのです。96条の説明はまた次回。
 
1 「憲法」とはなにか?
憲法というと国民主権基本的人権の尊重平和主義を思い浮かべる方が多いでしょう。
  一般に「憲法」とは国家の存在を基礎づける基本法です。
 戦前の明治憲法は,主権が天皇にあるとしたうえで,国民の権利は天皇から与えられたものという考え方でした。 これに対し,現代の日本国憲法においては,個人の人権は生まれながらにして有する,永久不可侵の権利としています。このような憲法を,特に,「立憲的意味の憲法」といいます。
 
2 「立憲的意味の憲法」とはなにか?
  「立憲的意味の憲法」とは,自由主義に基づいて定められた国家の基本法のことをいいます。「立憲的意味の憲法」は,単に政治権力の組織を定めるのみならず,国家権力を制限して個人の人権を保障することが最も重要な目的とされます。
 現代においては,憲法とは,この「立憲的意味の憲法」を指すと考えられており,立憲的意味の憲法ではない憲法,すなわち個人の人権が保障されていない憲法は,無効であると解されています。
 
3 「立憲的意味の憲法」と「民主主義」
   多数決によって個人の人権の尊重が侵害されるような憲法改正や法律の制定が行われた場合になぜ無効となるのでしょうか?多数決で決まったことなのだから良いのではないかという人もいいるでしょう。
 立憲的意味の憲法は,多数決の原理についてどのように考えるのでしょう。
 まず,多数決というと「民主主義」という言葉を連想するかもしれません。「国民投票や国会の議決によって多数決で決めたのだからどんな法律でも良いではないか。」という考え方も一見成り立ちそうにも思えます(このような考え方を「多数決主義的民主主義」といいます)。この考え方を推し進めると,多数決で制定された法律は全て正しいということになるため,実質的に見て明らかにおかしな法律であっても是とされてしまいます。
 戦前の明治憲法はこのような考え方をとっていまいした。形式的な多数決主義的民主主義が不当であることは,歴史を振り返れば明らかです。 立憲的意味における憲法のもとでは,民主主義も個人の人権の尊重を前提とすることになります。
 だからこそ,人権の尊重という中身が伴っていない憲法改正や法律は無効となるのです。
 4 憲法の最高法規性
  憲法98条には,国の「最高法規」とされています。
 最高法規とは,どういう意味でしょうか?単に法律が憲法に反してはならないということだけの意味ではありません。
 日本国憲法では,「第10章 最高法規」の章にあえて,97条の条文を置いています。「最高法規」の章の冒頭に,あえて基本的人権が永久不可侵であることを宣言した条文を置いているのです。
 この基本的人権の永久不可侵性を定めた97条こそが,憲法の最高法規性の実質的な意義とされています。<この基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである
歴史を振り返り、自由を獲得した努力と成果を、現在と未来の国民に託しているのです。美しい文章ですよね。
 日本国憲法とは,国家権力を制限して,人権の尊重を最も重要な価値と位置づけ,この価値を守るために定められている日本の最高法規である というのが答えでしょうか。
国家権力によって人権の尊重という根本的な価値が変容させられることは絶対にあってはならないことなのです。
 
2019年07月16日 14:44

いかに真実婚かを訴える

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前回、紹介した5例はどれも、誰もが怪しいと思う結婚です。その疑わしき結婚を、真実婚と認めてもらう為に提出する書類は、ちょっとやそっとの内容では認められる訳がありません。つまり当事者二人の本気度、夫婦の結びつきの強さを、より詳細に説明するために出会いから現在に至るまでを時系列に記載しなければなりません。複数の角度から証明する必要があるので、馴初め的な経緯説明書、二人の写真を数十点、両親が喜んでいる写真、手紙、共通の知人友人が祝している事がわかる写真数点、メールの履歴、LINEの履歴などの提出が必要となります。いかに二人が本気で結婚したんだという事をさらけ出すのですから、提出する方も、読む方も赤面する内容が含まれる事もあるようです。ですが、そんな事は言ってられません。日本人配偶者としての在留資格を取得しなければならないのですから・・・。疑わしいと思われる結婚も、当事者がいかに本気なんだという事を嘘、偽りなく、心を込めてミスなく記入すれば認定許可となるはずです。残念ながら、まだ私はこのような事案を受任した事がありませんが、認定された時の当事者お二人の喜びを想像するだけで、とても幸せな気分になります。申請取次行政書士という仕事が、とてもやりがいのある仕事だと思えます。私の同期の仲間がその資格を取得するために、明日7月12日札幌で開催される研修会に参加します。研修参加費、往復の交通費、宿泊代、他諸々結構な出費です。ですが、1日でも早く資格を手に入れたいという姿勢には頭が下がりますし、彼らを尊敬します。私は9月に東京で開催される同研修会に参加予定ですが、日々勉強を続け、法的思考を研鑽していかなければと思うのです。まだ2か月先ですが、9月もあっという間に来るんでしょうね。
さて、国際結婚のお話はここまでにして、次回からは参議院議員選挙も近いので憲法の話でもしてみようかと思っています。ちょっとリフレッシュ休暇を取って、連休明けからまた再開しまーす。
2019年07月11日 15:16

疑われた国際結婚の事例

在留資格認定証明書
ここで紹介するのは、あくまでも当人達は真面目に交際をして結婚をしたにもかかわらず、在留資格認定申請において日本人の配偶者としての申請に時間がかかったり、1回は不許可になった例です。偽装結婚をして、不法に入国を試みた例ではありません。
①夫婦の年齢差がある(男性が年上)日本人男性55歳、中国人女性25歳。年齢差30歳はさすがに疑われるようです。まして日本人男性に離婚歴があった場合など。
②夫婦の年齢差がある(女性が年上①の逆の場合)日本人女性55歳、イタリア人男性24歳。日本人男性ににはイタリア人男性と同年齢の息子がいるという事例。
③日本人男性44歳とタイ人女性26歳、出会ってから1日で結婚。日本人男性がタイに旅行中の最終日に出会い、その後SNS上でプロポーズ。後に再度タイを訪問し現地で結婚手続。帰国後日本でも婚姻届提出という事例。
④日本人男性52歳の離婚歴が3回あって、4回目の結婚。1回目と2回目が日本人女性、3回目がロシア人、4回目がオーストラリア人。日本人男性の離婚歴は結婚期間が10年以上あり、協議離婚であればそれほど問題になりませんが、前の配偶者が外国人であった場合に相当厳しい審査となった事例。
⑤外国人配偶者の離婚歴が多い場合、④の逆で外国人女性に日本人男性との離婚歴が多いと、これも相当の厳しい審査となった事例。
以上5例を紹介しましたが、そりゃ疑われるでしょていうのばかりですよね。国際結婚でなくても、普通に考えても???てなりますよね。
しかし、この5つの事例は、困難を極めましたが無事、日本人の配偶者という在留資格を取得する事が出来たのです。
いかにして、これらの結婚が真実かを入管に認めさせたか、次回はどのような書類を用意したかを紹介します。
2019年07月10日 14:55

永住ビザ

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復習です。
配偶者ビザのままでは、離婚で配偶者ビザを失うことになれば、基本的には帰国しなけれならないので、外国人配偶者にとって好ましい状況とはいえません。配偶者ビザは、最長でも5年の有効期間。更新するにはその都度、結婚生活についての審査があります。
実態のある結婚生活を続けていない場合、偽装結婚とみなされて不許可処分となります。しかし、これに関しては平成27年の京都地裁の判決で、週1の同居では、配偶者ビザの更新は認められないという不許可処分に対して、取り消し訴訟を起こした外国人が勝訴という裁判例もありますので、行政見解と裁判所見解とは同じではないようです。裁判所は、仕事の都合で家に帰れない事は多々ある、週1の同居を持って結婚生活に実体がないとは言えないと判断しました。この夫婦が本当の夫婦で日本で寄り添って暮らしていると信じるに値する証拠があったのだと思います。優しいほっこりする判決ですよね。すみません若干話が逸れました。
 
永住ビザとは
永住ビザは、一定の要件をみたした外国人に、日本での無期限滞在を許可するビザです。
永住ビザも、配偶者ビザと同じで、身分に基づくビザに該当します。

1、日本での就労活動に、ほとんど制限がない。(国家公務員はNG)
2、在留期限は、無期限であり、更新は不要。(在留カードの更新はあり)
3 永住者の配偶者等というビザがあり、離婚しても子供は安心
4 元々の国籍のまま、ほぼ日本人と同等の行政サービスが受けられる。
配偶者ビザで不安に感じていた要素が、ほぼ解決してしまう黄門様の印籠の様な物なのです。
例えば、銀行から住宅ローンの融資が可能になるなど、配偶者ビザより永住ビザのほうが優れている部分が、他にも多くあります。
ではどのような要件をクリアすれば永住ビザを取得する事ができるのか?
 居住要件という要素は、申請するための最低条件
 原則として引き続き10年以上本邦に在留していること。本邦とは日本国の事です。耳慣れない?海外の映画等が日本で初上映の時に本邦初公開と宣伝を聞いたことあありませんか?10年以上、日本にいなくては申請できないという要件です。長期間日本に住み続ける必要があって、一見厳しい要件のように思いますが、これには次のような例外があります。
日本人、永住者及び特別永住者の配偶者の場合、実体を伴った婚姻生活が3年以上継続し、かつ、引き続き1年以上本邦に在留していること。※配偶者ビザである必要はありません。婚姻していればOK。
3年間、日本人との婚姻生活が継続されていれば、永住申請ができるようになるんです。
 もちろん、夫婦がお互い愛し合って、生活基盤である日本でしっかりとした権利を早期に取得する意味で、この例外の考え方はとても重要です。ただ、愛がないビザ目的の偽装結婚に、この3年間が利用されていることも事実なのです。
 10年という居住期間がムリでも、3年なら耐えられそうですよね?乱暴な言い方で恐縮ですが、永住ビザを目的としている外国人は、取得までの間は絶対に離婚には応じません。3年、2年、1年とカウントダウンしているのです。
永住ビザが取得できれば、ビザ目的の外国人の目的は達成です。この時点で、日本人の配偶者に愛情を感じている場合には、結婚生活を継続すればよいでしょうし、他に本命の恋人がいれば、この段階で、はいサヨナラということになるはず。
悪意のある目的での永住ビザ取得を書き連ねましたが、許してください。分かりやすく説明するために敢えて書かせていただきました。
皆さんのお知り合いや、ご近所に奥様が外国人という方がいらっしゃるかと思いますが、決してそんな目で見ないでくださいね。
悪いことを考えるほんの1部の人たちなんです。その為に行政が厳しい手段を取らざるを得ないのです。
さてさて、永住ビザの次は帰化です。帰化とはもう日本人と同じです。パスポートも、選挙権も全部日本人と同じ権利を持つ事ができます。
当たり前です、日本人なのですから。日本は安全安心、衛生的で、自然豊で、経済的に豊かで、言論の自由があって、学問の自由等々書き出したら切りがありません。そして日本人は勤勉で、親切で思いやりがありますよね。海外に行けば本当に実感出来ます。
私の勝手な意見ですが永住や帰化された方々は、その日本国の人間になったんだという事を忘れないでいただきたいと思います。
次回は疑われやすい結婚事例を紹介します。
 
 
2019年07月09日 15:35

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